66.ゴスペル経験者ゼロで挑んだ第一弾『GOSPEL HOUR』新着!!
――三部作の第1弾は『GOSPEL HOUR』(1992年5月21日)。“歌う”がテーマのです。 FLYING KIDSの基本であるファンクミュージックのルーツのひとつである“ゴスペル”に焦点を当て、コーラスを多用した […]
65.“FLYING KIDSの再スタート”という想いもあった三部作
――3枚目のアルバム『欲望は青春のカタマリだ!』(1991年10月21日)発売の翌年、3月20日から“SPECIAL CLUB NIGHT’92「夜は僕らを待っている」”ツアーが始まります。渋谷ON AIR 2days、 […]
64.『青春は欲望のカタマリだ!』は実験的で一番ヤンチャなアルバム
――アルバム『青春は欲望のカタマリだ!』を締めるのは『一日の終わり』。シンプルなメロディにのせてなんてことない家族の景色を歌う、かわいい佇まいの曲です。 自分でもすごく好きな歌詞です。書かれているのは僕の家で実際にあっ […]
63.『野生のエルザ』から生まれた『野生のハマザキ』
――アルバム『青春は欲望のカタマリだ!』の7曲目は『野生のハマザキ』。タイトルのインパクトは強烈でした(笑)。 加藤が作ってきたのが、レニー・クラヴィッツの影響を受けたブラックロック的なモチーフだったんですよ。FLYI […]
62.ビートルズの手法も取り入れた『お別れのあいさつ』
――アルバム『青春は欲望のカタマリだ!』の5曲目は『お別れのあいさつ』です。 この曲を丸山さんが持ってきた時には、すでにかなり仕上がった状態でしたね。でも歌詞はなかなか書けなかった・・。丸山さんが作るのはいい曲が多いん […]
61.『木馬』は僕にとってとても重要な曲
――アルバム『欲望は青春のカタマリだ!』の4曲目の『木馬(あたたかな君と僕)』はどんな経緯で生まれたのでしょう。 当時、誘われて何度か行った東京ディズニーランドで見たメリーゴーラウンド(キャッスルカルーセル)が、歌詞の […]
60.当時の状況や思いがそのまま投影されている『明日への力』
ーーアルバム『青春は欲望のカタマリだ!』の3曲目は『明日への力』です。曲調は軽やかですが言葉は静かに沈み込んでいくようなところがありますね。 この頃の僕は、肉体的に本当に疲れていたんですよ。いつもげっそりしてたし目の下 […]
59.“曲を生む”から“曲を書く”へ
――アルバム『青春は欲望のカタマリだ!』の冒頭を飾る『欲望のカタマリ』は中園さんの曲です。 中園さんが鼻歌みたいな感じで持ってきたメロディをもとに、セッションしながら仕上げたんじゃなかったかな。オープニングのバイクの排 […]
58.『君だけに愛を』で芽生えた“フロントマン”としての自覚
――田村さんはなぜ、ザ・タイガースの『君だけに愛を』を選んだんでしょうね。 まあその、なんていうか・・、(しばし言い淀んで一気に)当時の僕はフェロモンを撒き散らしていましたからハマると思ったんじゃないですか(照笑)。“ […]
57.小泉今日子さんのディレクターだった田村さんの登場
――91年10月発売のシングルとアルバムの制作は、“新しい方々”ツアー終了後の5月以降、イベントや野音のワンマンの合間を縫って行われていたと考えていいですか。 そうですね。ディレクターの大友光悦さんは同時期にアン・ルイス […]