43.自由すぎる『おやすみなさい』、『続いてゆくのかな』完成後の想い
――アルバム10曲目の『おやすみなさい』はフランス民謡の『フレールジャック』の浜崎バージョンです。 当時僕がクラブイベントとかに飛び入りした時に、独唱していた曲です。歌詞は勝手につけているし、メロディを足し、タイトルも […]
42.栃木の思い出がベース『きのうの世界』、物議を醸した『君が昔愛した人』
――『幸せであるように』に続く8曲目は『きのうの世界』です。 当時ボビー・ウーマックにハマってた加藤が作ってきた曲です。それがどうして『きのうの世界』という歌詞になったのか、その過程は全然憶えてないですけど […]
41.いまだによくわからないところがある『我思うゆえに我あり』
――アルバム6曲目は『我想うゆえに我あり』。音源化されている2番目に古い曲です。 確か「BRUTUS」だったと思うけど、ファッションのページでデカルトの“我想うゆえに我あり”を見つけてびっくりしたんですよ。哲学の教科書 […]
40. 2曲をつなげた経緯は謎のまま『ぼくはぼくを信じて~満ち足りた男』
――『満ち足りた男』のヴォーカルは丸山さん。歌詞は浜崎さんです。 これもメンバーとセッションしながら作ったんだと思います。おもしろがってヴォーカルを自分以外にしようと考えたんでしょうけど、それが加藤でもじゅんちゃんでも […]
39.クールなサウンドに“激情”たっぷりの歌詞『ちゅるちゅるベイビー』
――アルバム4曲目の『ちゅるちゅるベイビー』は、音源化されている最も古い曲です。 サウンドはほぼフュージョンですけど、そこに飯野さんや丸山さんや加藤のハイセンスなコードワークが散りばめられていてすごくクールでかっちょいい […]
38.FK初の丸山曲『キャンプファイヤー』、ラフで深い『行け行けじゅんちゃん』
――アルバム2曲目の『キャンプファイヤー』はどんな経緯で? 丸山さんが作ってきた曲がもとになっています。丸山さんが他でやってるバンドに書いたオリジナルを聴いて、「いい曲いっぱいあるなー」と思ってましたけど、FLYING […]
37.意味がないようで実はある『あれの歌』
――アルバムのタイトルの『続いてゆくのかな』はどんな意図で? 提案したのは僕です。ぱっと閃いたんですよ。提案した時は「当然、続くでしょう」という自信がありましたけど、“かな”と斜に構えてる感じがおもしろいんじゃないの? […]
36.マニアックすぎてアルバムに入らなかった『国民の皆さん』
――『幸せであるように』を求められすぎて、歌うのがいやになったことはないですか。 案外、ないんですよ。「今日は歌わなくてもいいかな」と思う時もありますけど、歌い始めちゃえばそれなりに“格闘”が始まるというか。ルーティー […]
35.『幸せであるように』の歌詞にはマービン・ゲイと手塚治虫の影響
――すぐに浮んだという〔幸せであるように心で祈ってる〕というサビは、当時浜崎さんが大事にしていた歌詞ノートにすでに書いてあった言葉なんですか。 書いてありました。歌詞はマービン・ゲイの『ワッツ・ゴーイング・オン』の影響 […]
34.デビューシングル『幸せであるように』は限定10万枚
――デビュー当日のことは憶えていますか。デビューまでが長かったから、ついに! という気持ちになったり、CDがレコード屋さんに並んでいるのを見に行ったりしたのでしょうか。 すでにイベントにもテレビにもCMに出てましたから、 […]