兼田達矢（ライター）
初めてBeauty Boysのライブを見たのは西麻布あたりのクラブだったんじゃないかなあ。
20年近く前の話だから、そのときと比べたらふたりとも見た目はそれほどBeautyでもなくなったけれど（笑）、
歌はいよいよきれいになって、おまけにずいぶんとタフになったなあ、なんて。
浜崎さん、とりあえず家に帰ってきて「僕が言える事のすべて」が入った『Communication』を聴き直したんですけど、
やっぱり今がいいですよねえ。
歌の包容力ということを改めて感じました。
高野さん、「確かな光」が以前に聴いたときよりも少しテンポが遅くなった気がして、それなのにというか、だからこそというか、音楽の駆動力が増したように感じました。
で、今日のライブでそれぞれの新作がますます楽しみになりました。期待してます。


高橋ちえ（エフエム岩手　パーソナリティ）
浜崎さんのまちがいっぷりが、逆に、とーっても良いのだ♪
演奏しながら「あ、間違えた」。で、間違えたところからやり直す。
クスクスしてるお客さんの笑いすらＳＥになって、また音が鳴り続ける。

まるで大人数の飲み会に浜崎さんがギター持って来て
歌ってるような雰囲気なんだよぉ、毎回毎回、ステキなゲストを連れて。

今回のゲストは、高野寛さん。
「夏だけど…この曲！」と浜崎さんが言って２人でギターを奏でて声を出した瞬間、
ドキドキしたなぁ。
高野さんが、田島貴男さんとデュエットしてリリースしたWinter's Tale…
浜崎さんの、いい意味で、そして他にはゼッタイにない、毒っ気のある声とのコラボレーション。

そんな曲が聴けたり、あんな曲も、はたまた、こんな曲も…
お互いの曲ではない曲も飛び出して、ホントに、予想できない（しても外れる）、
その夜、出かけた人しか楽しめない♪

本当に、浜崎さんの音と楽しく飲める！と思って行けば間違いなし！
きっと飲み足りなさを覚えるハズ。「えっ、もう時間なの？もう帰んなくちゃいけないのー？」って☆